ファネル
ファネル (Funnel) は、見込み客が購入や成約に至るまでの段階を漏斗 (じょうご) 状に可視化したモデルです。各段階の通過率を測定し、ボトルネックを発見・改善します。デジタルマーケの基礎となる思考フレームです。
詳細解説
ファネルは「漏斗」を意味し、見込み客の数が認知段階から購入段階に進むほど絞られていく形状を表します。米国の St. Elmo Lewis の AIDA を起源とし、現代のデジタルマーケティングでは「認知 → 訪問 → リード獲得 → MQL → SQL → 商談 → 受注」のような細かいステップで管理します。例えば、ある BtoB SaaS の標準的なファネルでは、月間訪問10,000人 → ホワイトペーパー DL 500人 (5%) → 商談40件 (8%) → 受注10件 (25%) という形で各段階のコンバージョン率を計測します。ファネルの可視化により、「訪問は多いが資料 DL が少ない」=LP の問題、「商談は多いが受注しない」=価格や商品の問題と切り分けられます。HubSpot は近年、ファネルではなく「フライホイール」モデル (購入後のロイヤル化が次の認知を生む循環) も提唱し、リテンション重視の時代に適応しています。
実装例 / 使い方
- 01BtoB SaaS が、訪問→DL→MQL→SQL→受注の5段階で月次 CVR を追跡し、最も悪化した段階を改善します。
- 02EC が、商品ページ→カート投入→決済画面→購入完了の各ステップ離脱率を Google Analytics で見て LP を改修します。
- 03コーチング業が、無料ウェビナー→個別相談→契約という3段階ファネルで、各段階の単価を逆算し広告予算を決めます。
参考・出典
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