人が入れるものアプリが出すもの
工事名、工種・種別、測定項目、単位管理表の見出し
規格値のマイナス側とプラス側合否の判定の基準
測点ごとの設計値と実測値差、「合格」「規格値外」の判定
—測定数、差の平均・最大・最小、規格値外の件数
—設計値との差を結んだ管理図
自社の出来形や品質管理の様式を、現場の社員が自分でアプリにできるようになりませんか?
建設の現場向け Claude Code 研修
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合否はどう判定されるか

判定の仕組み

測点ごとに、実測値から設計値を引いた「差」が表示されます。差が規格値の範囲に入っていれば「合格」、外れていれば「規格値外」です。規格値外の行は、背景が薄い赤になります。規格値を入れていない場合は判定しません。

数字の例

たとえば規格値をマイナス側・プラス側ともに30とした場合、判定は次のようになります。 | 差 | 判定 | |---|---| | 35 | 規格値外(プラス側の30を超える) | | -11 | 合格(-30から30の範囲) | 表の上には、測定数、差の平均、差の最大、差の最小、規格値外の件数がまとめて出ます。規格値外が何件あるかを、表を目で追わずに確かめられます。

管理図はどう読むか

表の下には管理図が描かれます。 | 管理図の要素 | 描かれ方 | |---|---| | 横軸 | 測点 | | 縦軸 | 設計値との差 | | 差が0の位置 | 濃い線 | | 規格値のプラス側とマイナス側 | 赤の点線 | | 規格値外の点 | 赤 | 赤の点線の外に出た赤い点が、規格値外の測点です。測点を追加したり、実測値を直したりすると、管理図もその場で描き直されます。グラフの範囲を選び直す手間はありません。 工事写真台帳や段階確認・立会いのアプリも、建設業の現場アプリの一覧から同じく無料で開けます。

書き出しと印刷

「CSV(表計算ソフトで開けるファイル)で書き出す」を押すと、次の内容を1つのファイルに保存します。 - 工事名、工種、測定項目、単位、規格値 - 測点ごとの設計値、実測値、差、判定 「印刷」を押すと、表と管理図を紙にできます。

始める前に決めておくこと

規格値をどこから取るか

規格値は、発注者や工種によって違います。入力を始める前に、その工事で使う出来形管理基準(施工管理基準)を手元に用意し、工種と測定項目ごとの規格値を確かめてください。

提出の様式が決まっているか

発注者に提出する様式が決まっている場合は、CSVを表計算ソフトで開いて様式に転記します。社内の確認用であれば、「印刷」で出した表と管理図をそのまま使えます。

よくある失敗

規格値を入れずに測点を入れ終える

規格値が空のままだと、合否の判定が出ません。測点を入れ終えてから「判定が出ない」と気づくことのないよう、先に規格値を入れます。

マイナス側とプラス側の規格値の取り違え

判定は、差がマイナス側からプラス側の範囲に入るかで決まります。規格値の欄の入れ違いがないか、最初の数点の判定で確かめてください。

このアプリは Claude Code で作りました

出来形管理表を作るとき、規格値の数字をアプリに入れるかどうかが問題になりました。規格値は発注者や工種によって違い、1つに決められません。そこで、値はアプリに持たせず、利用者が確かめて入力する作りにしました。 公開前には、 が自分で測定値を入れ、規格値を±20にしたとき、差が25の測点だけが規格値外になることを確かめています。 様式や測定項目は、発注者や会社によって違います。自社の様式を社員が自分でアプリにできるように、建設業向けのClaude Code 研修を行っています。現場の業務を知っている人が、自分の業務のアプリを作れるようになる内容です。 ほかのアプリも含めた11種の紹介は、施工管理アプリを Claude Code で作りましたにまとめています。

まとめ

- 出来形管理表のアプリは無料で、登録なしで使えます - 測点ごとに設計値と実測値を入れると、差と「合格」「規格値外」の判定が出ます - 管理図は自動で描かれ、規格値外の点は赤で示されます - 規格値はアプリに入っていないので、発注者の基準で確かめて入れます - 発注者の様式への転記は、CSVを書き出して行います 自社の様式に合わせた出来形の表を作りたくなったら、社員が自分でアプリを作れるようになる建設業向けの研修も見てみてください。