NPSNet Promoter Score (推奨者比率)
NPS (Net Promoter Score) は、顧客に「友人に推奨したいか」を0-10で尋ね、推奨者比率から批判者比率を引いた指標です。Fred Reichheld が2003年に提唱しました。
詳細解説
NPS は2003年に Bain & Company の Fred Reichheld が Harvard Business Review で発表した顧客ロイヤリティ指標です。「この商品/サービスを友人や同僚に推奨したいか」を0-10で尋ね、9-10を推奨者 (Promoter)、7-8を中立者 (Passive)、0-6を批判者 (Detractor) に分類します。NPS = 推奨者% - 批判者% で-100 から+100 の範囲を取ります。業界平均は SaaS で約30、消費財で約20-40、銀行や航空会社では低めの傾向があります。Apple の NPS は約70、Tesla は約95 という驚異的な値を出しており、ロイヤリティの強さを示しています。NPS の強みは1問で測れる手軽さと、業界横断で比較できる標準性にある一方、批判として「文脈情報が乏しい」「文化差で5-10の解釈が違う」などもあります。実務では、NPS と「なぜその点数か」の自由記述を組み合わせ、改善優先順位を立てるのが定番運用です。
実装例 / 使い方
- 01SaaS が四半期 NPS 調査で推奨者45%・批判者15% を測定し、NPS 30 と業界平均並みと評価します。
- 02EC ブランドが、購入後14日目に NPS 自動メールを送り、批判者には CS が直接連絡してリカバリー対応します。
- 03美容クリニックが、NPS 60 を維持目標に、月次でアンケート結果を全スタッフに共有しサービス改善します。
関連する用語
CSAT
Customer Satisfaction Score (顧客満足度)CSAT (Customer Satisfaction Score) は、特定の商品体験やサポート対応に対する満足度を5段階または7段階で測る指標です。タッチポ...
CES
Customer Effort Score (顧客努力指標)CES (Customer Effort Score) は、顧客が課題解決のために要した労力の少なさを測る指標です。Harvard Business Revie...
リテンション率
リテンション率 (Retention Rate) は、ある期間に継続して利用してくれた顧客の割合です。解約率の裏返しで、1 - Churn Rate で算出され...
解約率
Churn Rate解約率 (Churn Rate) は、ある期間に解約した顧客の割合を示す指標です。サブスクモデルで最重要の KPI で、月次1% 改善するだけで LTV が大き...
社会的証明
社会的証明 (Social Proof) は、他者の行動や判断を自分の意思決定の参考にする心理原則です。レビュー、利用者数、お客様の声などマーケティングの定番武...
NPSを、実際に活用する
用語の意味は分かった。次は実装。EXBANK の無料診断で、貴社で具体的にどう活用できるかをご提案します。
営業時間 平日10-18時 / 通常24時間以内に返信
