ヒックの法則Hick's Law
ヒックの法則は「選択肢の数が増えるほど意思決定にかかる時間が対数的に増える」という認知心理学の法則で、UI のメニュー・選択肢設計の指針になります。
詳細解説
ヒックの法則 (Hick's Law / Hick-Hyman Law) は William Edmund Hick と Ray Hyman が1952年に発表した認知心理学の法則で「選択時間 T = b * log2(n+1)」と定式化されます。選択肢 n が増えるほど決定時間 T は対数的に増え、無限に並べると意思決定が破綻します。UI 設計上は (1) ナビ項目を5〜7に絞る (2) プラン・料金は3〜4プランに整理 (3) チェックアウトでは1画面1意思決定 (4) よく使う操作を上位に階層化 (5) プログレッシブディスクロージャで段階提示 が実践指針です。ただし機能的に必要な選択を強引に減らすと逆効果なので、グルーピングや検索で「実質的選択肢数」を下げることが本質です。米国EC 大手の研究で「選択肢を5つに絞ると CV が10倍以上」になった例も知られます。
実装例 / 使い方
- 01料金プランは 3 列 (Basic / Pro / Enterprise) に絞る
- 02ナビ項目を 7 ± 2 に収め階層化
- 03プログレッシブディスクロージャで詳細は折りたたむ
参考・出典
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