ARPUAverage Revenue Per User (ユーザー当たり平均売上)
ARPU (Average Revenue Per User) は、ユーザー一人当たりの平均売上で、サブスク・通信・ゲーム業界などで主要 KPI として使われます。月次または年次で算出します。通信・SaaS・ゲーム業界で広く使われます。
詳細解説
ARPU は、ある期間の総売上をその期間のアクティブユーザー数で割って算出する指標です。式は「期間売上 ÷ 期間平均ユーザー数」で、月次なら ARPU/Month、年次なら ARPU/Year として表記されます。NTT ドコモの2024年 ARPU は通信サービスのみで月約4,500円、Netflix は2024年第3四半期で月約11.5ドル (約1,700円)、Spotify は月約4.6ユーロと公表されています。ゲーム業界では F2P ゲームの ARPU が月数百円〜数千円、課金ユーザーに絞った ARPPU (Average Revenue Per Paying User) が別途使われます。ARPU を上げる施策は、(1) プレミアムプランへのアップセル、(2) アドオン機能のクロスセル、(3) 値上げ、の3パターンで、特にサブスク SaaS では Tiered Pricing (段階別価格) と Usage-based Pricing (従量課金) の併用で ARPU を伸ばすのが2020年代の主流です。
実装例 / 使い方
- 01Netflix が ARPU を上げるため、Standard with Ads → Premium 4K へのアップセル UX を最適化します。
- 02BtoB SaaS が、Starter→Pro→Enterprise の3プランで ARPU を月5,000→3万→30万円と段階設計します。
- 03ソシャゲ運営が、月次 ARPPU 8,000円・課金率5% で月次 ARPU 400円という構造を可視化し新規施策を打ちます。
参考・出典
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